2006-03-25 土曜日 [長年日記]

[牛プロジェクト] 見積もり

昨日、お願いしていた3社より見積もりが出揃ったとの連絡をいただく。ついに来た。待ちに待った第2ステップへの突入。自虐的な減額調整への期待と不安が入り混じる中、どんな見積り額が飛び出してくるのでしょうか。 まずは、心を落ち着かせるために、苗穂の「たまゆら」で沐浴し、その後、西野の「山賀」でそばを食べる。早く見たいんだけど、牛プロ事務所に行くのが怖い、というのは嘘で、「14時まで待ってね」と言われていたので時間調整。 早速、打合せどおり事務所物置に放置してあった見積書をいただき、以前、牛プロoさんよりBook Houseのイメージに似ていると言われたsoso cafeまで車を走らせ、どんと開封。牛プロoさんは、丁寧にも3社の工事(工種)別の比較表まで作ってくれていました。 それでですね、結局のところは、予想通りというかすべて予算オーバーでした。
  • M建設:225万円
  • A建築:121万円
  • S工務店:480万円
予算額を示していないので、なんとも判断できにくいでしょうが、まぁ、オーバーはオーバーで、その額は4倍の開きがあると。 それで、3つの見積書をじっくりと眺めてみるわけですが・・・、ぜんぜん分かりません。何となく見積書から透けて見える各社の姿勢は感じ取ることはできるんですけど、仕様に対する金額の適正さなどのつっこみは難しそう。何と言うのでしょうか、見積もり作成の標準化が進んでいないため、横並びの比較ができません。例えば、僕から見れば似ている項目を拾ってみると
    木工事/建具工事/内装工事(単位:千円)
  • M建設:2,410/974/1,170
  • A建築:477/156/493
  • S工務店:365/2,290/484
こんな感じ。この3種の項目だけを見ると、A建築がダントツに安いわけですが、トータルでは1,000千円ほどの開きしかない。内訳も金額も比較不能なほどにバラバラ。建具工事の差は一般常識ではありえない。何これって感じですが、
    家具工事/雑工事
  • M建設:木工事へ/木工事へ
  • A建築:308/1,283
  • S工務店:建具工事へ/399
とかある訳です。奇奇怪怪。 建築業界にもいろいろ事情はあるのでしょうが、通訳(建築士)が間に入らないと、分からない言語を操っていては、今時いかんでしょ。 んー、違うな。業界内でも違う文法を使っているのが問題だな。もちろん、施主は建築言語は分からないけど、少なくとも文法が同じなら、言葉も覚えやすいのですけど。建築の方言かな。 どちらにしても、文法がばらばらだったり方言が多いというのは、未開・未発達の社会であることは間違いない。  ともあれ、業界全体相手に愚痴っても詮無く、現実的な対応をしなければならない。現実的な対応とは、当然、牛プロ事務所の門を叩くことである。明日は、よろしくお願いします。

[昼ご飯] 山賀

僕は生粉打ちの大盛りせいろ、相方は更科せいろ。久方ぶりの山賀だけど、相変わらずの大繁盛で、味も香りもすばらしい。

[夜ご飯] 山岡家

そばの香りがどうのとコメントする割には、ここのラーメンが結構好きでして、相方が飲みにいく場合は、こっそり食すこと多いです。

帰宅して、冷蔵庫にビールが入ってなくて、冷凍庫に入れて、そのまま寝てしまって、破裂させて、怒られて。