2005-11-28 月曜日 [長年日記]

[牛プロジェクト] 往復書簡

主題:打ち合わせの件 Send Date:2005/11/28 18:42:46
牛さま:
こんにちは。tutumixです。
先日はありがとうございました。
興奮のままに土日と、二人でつらつら思うことを話してみました。
そしてなんと、私たちは一番大事なことを聞き忘れていた!ということに
気づきました。
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そう、
なぜお二人が「BOOK HOUSE」を私たちに提案したかという点です。
待望のプラン&模型に対面して、舞い上がって足元を見るのを忘れてたんですね。
住めるか住めないかも、もちろん実際問題として重要ですけど、私たちの
住まいとして主張するもの=ユニークな点は何なのか。
そして、私たちのメモや資料を見て、お二人がなぜそれを「BOOK 
HOUSE」というものに見出したのか。さらには、じゃあ「BOOK 
HOUSE」というものを、どういう意匠、趣向で表現するのか。
そういう過程をたどりながらオリジナルでユニークな住まいを作りたいと、
わざわざ単なるリフォーム業者ではなく、お二方にお願いをしたのだ
ということを、すっかり見失っておりました。
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 これから共同作業をしていく上で、お二人の思考や家のコンセプトを共有
することなく、実際問題としての暮らし方を詰めていくのは後々大きな禍
根を残しそうな気がします。というか楽しみが減りそうな感じがします。
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だからこそ、なぜお二人が「BOOK HOUSE」を私たちに提案したのか、
改めて聞いてみたいと思います。
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例えば、本がたっくさんある人ならいくらでもいるし、収納のために天井
までの本棚を作るという発想も、まあわりとあると思うんです。
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「BOOK HOUSE」と「本がたくさんある家」の違いは何なのか。
「本」あるいは「本棚」を主張するために、
「BOOK HOUSE」にどんな装置なり仕掛けを用意してくれるのか。
あるいは私たちが用意すべきことはあるのか←例えば、本の冊数を数えるとか。。。
ちなみに、昨日トランクルームからマンションに荷物を運んだのですが、
本はみかん箱サイズ30数個ありました。もちろん、自宅にもまだまだ
あります。。。
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ちょっと話はそれましたが、
「BOOK HOUSE」と「本がたくさんある家」の違いは何か。
それも「なぜBOOK HOUSEなのか」という問いに返ってくるもの
ではないかと思うのです。
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また、私たちが用意するものとして、心構えみたいなものもあるのではないか。
これは「BOOK HOUSE」のユニークなところなどが分かれば自ずと
見えてくると思うのですが、その住まいを生かすために、私たちがどうあるべきか。
つまりはお二人が「BOOK HOUSE」の基本設計までに、僕たちの要望から
捨てたもの、拡大したものが何であるかを知り、現実問題としてそれに対処していけるかどうかの検討。
そんなことも必要になってくるのかなと思っています。
 (もちろん僕たちも全部の要望が入るとは思ってもいないし、
取捨選択やデフォルメみたいなのは必要かと考えてます)
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 長文になり申し訳ありませんでしたが、
次回の打ち合わせでは、そのあたり、ちょっとお聞かせ願えればと思います。
事前に教えていただければ、次回の打ち合わせのときに、
 さらに具体的・実践的なお話しに入りやすいかと思います。
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最後になりましたが、住めるかどうかについては
 ・お風呂の湿気
 ・本棚がさらに不足するのでは
 ・ワーク(パソコン)スペースが欲しい
 ・衣服収納は十分か etc
などがあがりました。
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日時につきましては、明日29日夜、12月3日の夜以外であれば、いつでも結構です
もちろん平日だと夜になりますが。。。
お忙しいところ申し訳ありませんが、何とぞよろしくお願いいたします。
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    tutumix