2010-10-01 金曜日 [長年日記] この日を編集

MC[RUN][散財] エネループ

ハセツネはGarmin 405 で時間と心拍と高度を見ながら走る予定。

ただ、405はフル充電で7時間ほどしか持たないので、途中で充電が必須となる。

そのため、エネループ用のUSB出力付きリチウムイオンバッテリーを買いました。ザックにこの出力装置と405のUSBを入れて、2度ほど充電予定です。

いろいろ物入りなハセツネなことよ。


2010-10-07 木曜日 [長年日記] この日を編集

MC[散財] グラブバック

オスプレーのグラブバックを衝動買い。

前面にもバックを装着することにより、小物の取り出しやすさとザックとのバランスが取れるかもと期待して、ハセツネ用に泥縄購入也。

→(ハセツネ後)トレランには向かない。やはり揺れが大きすぎる。ハイキングからLSDまでならなんでもポケットとして大活躍の予感。


2010-10-13 水曜日 [長年日記] この日を編集

MC[RUN] ハセツネ・タイム

15時間を越えているのでタイム分析してもしょうがない気がするも、反省の意味も込めて記録しておく。

ハセツネの区間タイムの比率は「1:1.15:1.13:0.52」。ちなみに、区間比率タイムの理想は1:0.95:1.30といわれてます。

なお、しょうがないってのは、15時間オーバーではまだハセツネ用の脚ができていない、もしくは心ができていないものと考えられるから。

次回は心身ともに鍛え直して出直しましょう。

    タイム
  • START:武蔵五日市    : 00時間00分(00:00) : 10日13時00分
  • CP1:浅間峠(22.66k)   : 04時間19分(04:19) : 10日17時19分 :634位/2199人
  • CP2:月夜見峠(42.09k)  : 09時間17分(04:58) : 10日22時17分 : 617位/1797人 ↑17
  • CP3:御岳山(58.00k)   : 14時間10分(04:53) : 11日3時10分 : 642位/1622人 ↓25
  • GOAL:武蔵五日市(71.50k) : 16時間25分(02:15) : 11日5時25分 : 638位/1622人 ↑4


2010-10-14 木曜日 [長年日記] この日を編集

MC[RUN] ハセツネ・備忘録

次回のハセツネに向けての備忘録。 荷物が重すぎた。準備の手際が悪すぎた。脚が弱すぎた。
    服装
  • Tシャツ、短パンで問題なし。Tシャツ(またはタンクトップ)+アームスリーブ
  • 雨天でも雨具は必要ないかな。ペラペラは念のため準備。
  • 足首のニューハレXテープは効果あり。膝のVテープは今回も???
    補給食
  • 今回の天候でも水分は1.5L+予備ボトル0.5Lで十分だった。
  • ザックを軽くするために水を減らしても良いような気がするが、水切れは生命に関わるので要検討。
  • ムサシのリプリニッシュはもっと薄めよう。1.5Lで2袋でOK。
  • おやつ(固形)は食べられない(受け付けない)。ポールを持っていると手が塞がってるし…。
  • ジェルはやはり甘さが辛すぎる。フラスク内でもっと薄めるのと味の調整を要検討。
  • サイドポケットだと出し入れが面倒なので、ショルダーハーネスに取り付けるポケットが必要。
  • ザバスはジェルと同じなのでもう要らない。アミノバイタルゼリーは美味い。
  • フラスクは口直しとして、眠気防止として役立った。ただし、カシャカシャうるさい。
  • 飲みづらい(けど効果のありそうな)粉末のムサシNIやWGH Pro の摂取方法を要検討。
  • 補給食やごみの整理は何度もやらない。月夜見駐車場で後半戦を仕込む。大ダワではやらない。
    装備
  • トレランポールは役立ったと思う。ただし、下りでは今のところはお荷物。仕舞どころを考えるべし。
  • 仕舞どころは御前山頂か大岳山頂か。
  • チェストバックは揺れまくるので、揺れ防止対策がないなら持参しないこと。
  • ヘッドライトは明るさMAXに変更。このため、予備電池を多めに。
  • 腰ライトはもっと明るいものに変更。または胸に付ける?
  • ハンドライトは結局使用しなったので、不要か? トラブル用に予備でザックに入れておくか。
  • 地図はゴムなどでザックに取り付けてアクセスしやすくする工夫。
    コースマネジメント
  • スタート位置は自己申告が継続するなら12時間。
  • スタートダッシュは渋滞回避のためにやはり必要。また、渋滞してもイライラしないこと。
  • 前半戦は一旦流れに乗ったならば、浅間峠まであとは淡々と行く。その後も御前山まで淡々と行く。
  • 休憩の決め事を事前に決めておいて固い決意で守り抜く。
  • 地図に書き込むタイムをもっと細かく、そして目標時間帯を数通り。
  • どこかで富士山が見えるはずなのに今回はまったく余裕なし。次回は是非。

2010-10-15 金曜日 [長年日記] この日を編集

MC[RUN] ハセツネ・装備等

ハセツネの持ち物チェックリストと使用メモ。 まだ、未定稿。
    【レース以外のもの】
  • □身の回り品(サイフ、携帯)
  • □ゼッケンやチップ
  • □飛行機チケット
  • □えんじょうさんに連絡
  • □ごしまさんに連絡
    【ご飯】
  • □夜ご飯
  • □朝ご飯
  • □昼ご飯(パン、おにぎり、アミノ酸、麦茶500ml)
    【事前準備(ビフォー用)】
  • □キネシオテープ(※捻挫防止に固定(Xテープ)、膝はVテープ)、固定テープ、ワセリン、はさみ
  • □日焼け止め
    【事前準備(アフター用)】
  • □寝るセット(シート、アイマスク、音楽プレーヤー)寝袋いらない
  • □お風呂セット(タオル、着替え、歯ブラシ、洗顔料等)
  • □ザック入れ袋・ごみ入れ袋→がさがさしないのを
  • □替えのサンダル(黒のクロックス)
  • □防寒にダウンジャケット、帽子
    【レースで背負うもの】
  • □ザック(GREGORY ルーファス)
  • □フロント・バック(OSPREY Grab bag)
  • □地図
  • □熊鈴
  • □ハンドタオル
  • □トイレットペーパー
  • □緊急セット(絆創膏、鎮痛剤、胃薬、コンタクト、ワセリン、小鋏、サバイバルシート、保険証コピー、山岳保険コピー)
  • □眠気防止(フラスク、トメルミン(眠気止め薬))
  • □ハイドレ(水2LにMUSASHIのりプリニッシュ×4袋)3袋で良いか?
  • □ボトル(水500ML)
  • □ペツルミオXPベルト(頭)→エネループ暗い? 単3電池×3本、予備電池3本持つ
  • □GENTOS閃309(手持ち) CR123Aリチウム電池×1本、予備電池1本持つ
  • □ゴーライトのシャカシャカ・ジャケット →撥水スプレーをかけておく
  • □Smartwoolアームカバー(防寒)
  • □finetrack手袋
  • □エネループのバッテリー eneloop mobile booster
  • □ガーミン405の充電コード
  • □(寒い場合)ホッカイロ(小)
    【着用】
  • □下着(finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ トランクスとノースリーブ)
  • □ゲイター(Salomon)
  • □ハーフタイツ(ASICS)
  • □短パン(ASICS)ポケット付き
  • □半そで(patagonia Runshade T-Shirt)
  • □靴下(patagonia Lightweight Endurance Quarter Socks 又はSuper Feet) 手袋(LEKI) 帽子(TNFのハット) シューズ(SPORTIVA CROSSLITE サイズはUK8) 補強(ニューハレVテープ(両膝) Xテープ(両足首×2)) 時計と心拍計(ガーミン405)
    【忘れない事】
  • □足首にテーピング
  • □ワセリン
  • □タイム入り高低図
    【エネルギー(レース前)】
  • □コンビニおにぎり梅 × 1
  • □カロリーメイト4本入り × 1
  • □パワーバー(チョコ・バニラ) × 2
  • □カーボショッツ × 1
  • □VESPAプロ × 1
  • □スポーツミネラル × 1
    【エネルギー(レース中)】
  • □カーボショッツ(ワイルドビーン) × 3
  • □カーボショッツ(コーラ)×3
  • □パワージェル(梅) ×1
  • □パワーバー(チョコ)×1
  • □VESPAハイパー × 2
  • □サバス PIT IN(桃)×1
  • □ウィダーインゼリー × 1
  • □ここでジョミ × 1
  • □WGH Pro × 4
  • □ムサシ NI ×4本
  • □エンライテン × 2ケース
    【エネルギー(おやつ)】
  • □自家製トレイルミックス ×2袋
  • □Bar - X (チョコ)×1
  • □オレオ
    【エネルギー(調合と収納)】
  • □ソフトフラスク(容量約180ml)にジェル(ワイルドビーン)3個とVESPA HYPER 1個で調味。
  • □フラスクにショッツ(コーラ味)3個とVESPA HYPER 1個で調味。
  • □ハイドラパック ソフトフラスク ジェル

2010-10-18 月曜日 [長年日記] この日を編集

MC[Run] ハセツネ・ドキュメント1

    ハセツネ前日(札幌から東京)
  • 激安チケット(スーパー旅割で14,100円)のため、新千歳発15時30分羽田着17時05分に搭乗。
  • 午前中にジェルを入れるフラスクとニューハレXテープをICIスポーツ桑園店に買いに行くも商品なし。
  • 昼食は数年振りにドン・パスタ@円山。懐かしのナポリタン中盛でカーボローディング。
  • 荷造りをして、西18丁目駅→(地下鉄東西線)→新さっぽろ→(JR)→新千歳空港
  • 北海道代表選手(?)として「ゆっくり走ろう北海道」ステッカーを購入(ザックに付けて走った)。
  • 2度目のハセツネ出場となる写真家のごしまさんにバッタリ。
  • ハセツネのコースのことや渋滞のこと、補給の食べ物・飲み物のこと、ライトのことなど質問しまくり。
  • ごしまさんも立川市に宿泊とのことで同行。モノレールで浜松町→山手線で東京駅→中央線で座って立川駅。
  • 立川駅でごしまさんと再会を約束してお別れ。南口から歩いて3分の「立川アーバンホテル」へ。
  • 紀伊国屋スーパー@立川駅で100周年記念エコバックw/おやつを購入。
  • ホテルのフロントご推薦のパスタナーノという小じんまりとしたお店でカルボナーラとハチミツジュース
  • 展望風呂@立川アーバンホテルで伸び伸び、ゆっくり湯浴み。宿泊代は6,000円也。
  • 羽田空港に到着以来ずっと雨が降ってますけど、明日のレースはどうなることやら不安は募る一方。
  • 11時前には就寝。翌朝は7時前に起床。

2010-10-19 火曜日 [長年日記] この日を編集

MC[RUN] ハセツネ・ドキュメント2

    ハセツネ1日目
    ホテル~スタート
  • 朝も雨。
  • 朝食はホテルの無料バイキングでパンを3個ほどいただく。
  • 前日のごしまさん情報によりゴール後の寝床スペースの確保は不要と判断し、ゆっくり出発。
  • 立川駅→拝島駅→武蔵五日市駅で移動。拝島駅からは明らかにハセツネ参加者らしき猛者がわんかさ出現。
  • 武蔵五日市駅は晴。
  • 武蔵五日市駅を降りるとハセツネ横断幕や幟が出迎えくれます。既にもう雰囲気に圧倒されつつ会場へ。
  • 途中のコンビニで水2lと梅おにぎり1個、個人商店でさらに梅おにぎり1個を購入。
  • 受付・スタート会場には場所が分からなくても皆に付いて行くだけで大丈夫です。
  • 10時前位に会場到着。受付には列あり。受付に並ばずにニューハレの列に加わる。
  • アクタさんに足首Xテープを張ってもらう魂胆も1時間弱並んで5mも進まず。断念。無駄な1時間を過ごして焦る。
  • 膝と足首のニューハレを購入。ソフトフラスクも購入。出張出店で何でも揃うよ。札幌はトレラン世界では極東の田舎だと再認識。
  • 相変わらず準備に手間取り、迫り来るスタート時間。
  • バタバタして参加賞の熊鈴をこの時点でゴミに混ぜたと思う。
  • ジェルやおやつの最終検討ができず、ザックがパンパン。
  • 12時15分くらいにようやく準備完了させて、スタート場所へ。
  • その前にトイレを済ませましょう。トイレテントに入ったら、バケツ便器ですよ。初めて見たよ!
  • 12時間の列にごしまさんを発見。自然を装って隣に潜り込む。
  • お偉いさんの挨拶、ハセツネが縁で結婚されたカップルによる選手宣誓で「星を継ぐ者になることを誓う」
  • エアロビお姉さんによる準備運動を終わったら、いよいよスタート。
    スタート~第1CP(浅間峠)
  • ぱぉふぉーん。
  • ハセツネの序盤は渋滞するのが通説ですが、淡々と流れに乗って走る。
  • 走っている区間では周りのペースに合わせる。遅からず早からず。
  • それにしても暑い。27度ですよ。
  • 予備関門である入山峠までは途中何回か止まりながら到着。階段渋滞は10m程で止まった感はあまりなし
  • ハセツネのレースに出てるんだなー、いろんな人が走ってるなー、とか浮かれポンチ状態。
  • 上りはほんのちょっと勾配があるだけでも歩く。平坦なところと下りは走る。
  • 札幌の藻岩山や三角山よりもアップダウンが激しい感じ。でも走りやすい。目新しい景色で楽しい。
  • 夕方になり、森が深くなり、大分暗くなってきましたが、ライト点灯することなく第1関門の浅間峠に到着。
  • 浅間峠の手前から大勢の応援の方々がいて元気づけられました。
  • 途中の仮装した応援団やネットの有名人である(鏑)パラダイス企画のえくんちょさんも発見してハセツネだなーとか。
    浅間峠:4時間19分18秒(634/2199)

2010-10-20 水曜日 [長年日記] この日を編集

MC[RUN] ハセツネ・ドキュメント3

    第1CP(浅間峠)~第2CP(月夜見駐車場)
  • 浅間峠は止まることなく通過した。元気だったわけではなく、そういう場所(休憩場所)と認識できず。
  • 浅間峠前の長い下り坂で薄々気付いていたけど足許が暗い。周りにはチラホラライト装着者あり。
  • いよいよライト走行だなーといささか受かれるも、手始めにスイッチオンした腰ライトが点灯せず。
  • なんと電池が空っぽ。しっかり閉めなかったので落下した模様。げんなりorz。
  • 頭のライトもこの際装着しようとしたところ、ヘッドバンドと電池コードがこんがらがってイライラmax。
  • 電池を入れたり、コードのもつれを解いていると、あっという間に夜の帳が降りる。
  • そうこうしていると雨が降ってきた。ザーっていう勢いでどんどん降ってきた。
  • ただ雨は嫌いじゃない。気温が高いので首筋とか気持ち良いくらい。とはいえトレイルはヌルヌルのグチャグチャ。
  • ストック(僕は恐らく日原峠あたりから使用)がないランナーは、ちょっとした急登でクレイジークライマーで植木鉢HITの体でズリズリ落下を余儀なくされてましたよ。
  • 夜で雨の藻岩山ハイクを強行しておいて良かった。
  • それとスポルティバのクロスライトはマッド路面に大正解。
  • チョットした前のめりダイブ1回、イナバウアー系のスリップ1回。
  • 言わずもがなですが、既にかなり疲弊してます。西原峠到着時(32km)には相当厭世的気分だったような。
  • 土俵岳か三頭山を登っているときに、「ゆっくり走ろう北海道」ステッカーに反応してくれたたかはしさん@名寄に声を掛けてもらって元気をいただいた。
  • 前半というか全体としてもクライマックス、ボスキャラの三頭山は、坂の斜度がキツイとか距離が長いとかそんなことは恐るに足りませんよ。ただ、既に30kmほど走っているだけ。ただ、それだけ(泣)。
  • 噂には聞いていましたが、トレイル脇に屍ランナーが増えてきました。僕も仲間入りしましたけど。
  • 何度も何度も木立に寄りかかり、石に腰かけて休憩しました。
  • 三頭山へのゾンビ系聖地巡礼の際には、雨も上がっていた(ように思う)。
  • 山頂にはどれほどいただろう。鞘口峠に下る一歩が、肉体的にも精神的にも、なかなか出ない。
  • 第2関門兼給水所の月夜見山までほとんど下りの6kmだけど、何度となく「お先にどうぞ」と言ったことか。
  • 体力もないけど光量もない。もう少し早く走りたいならライトの種類、装着法、個数などの再考を要す。
  • 数時間振りにコンクリートの道である奥多摩周回道路で出る。ガードレールに腰かけて空を仰ぐと満天の星。
  • 近くを走っていたおじさん曰く「あと少し」。そして、何時まで経っても「あと少し」。試走の大切さを知る。
    • ようやく月夜見第二駐車場:9時間17分07秒(617/1797)

    2010-10-21 木曜日 [長年日記] この日を編集

    MC[RUN] ハセツネ・ドキュメント4

      ハセツネ2日目
      第2CP(月夜見駐車場)~第3CP(長尾平)
    • 何はなくとも給水。水の残量は恐らくハイドレに0.3L、ボトルに0.3L。
    • あまり過ぎ、もしくは持ち過ぎ。どちらにしても給水作戦は失敗。反省して要検討。
    • 給水テントのお兄さんにポカリを一杯(0.2L)と残りの水(1.3L)をハイドレに投入リクエスト。
    • 初出場で要領が掴めないままに、ハイドレが満タン(2L)。貴重な水はありがたいけど重い。嵩張る。
    • おまけしてもらっているのに(多分)文句を言うのもなんなのでスルーしてブルーシートにへたり込む。
    • 水をがぶっと飲んで、梅おにぎりを食べて、ベスパプロを飲んで、ゴミを掃除して、食料を入れ替えてスタート。
    • そんな訳にはいかない。ここでひと眠りしたい。眠くはないけど横になりたい。っていうか、できれば止めたい。
    • 心身ともに白くなりかけていると、先程のたかはしさん@名寄にバッタリ会う。元気もらう。「では、抜きつ抜かれつまたどこかで!」と言われて「はい」と返事をするも、疲労度合いが雲泥の差で、もうレース中には会えないのを確信。がんばってください。
    • べったりと重い腰を上げて、でも出発したくないのでトイレに寄って、未練たらしくストレッチをして出発。
    • 出発直後にちょっと開けたところを通過していると霧に包まれてホワイトアウト。ひとり立ちすくむ。
    • こういうときに限って強烈ライトのランナーも来ない。
    • それでは、ってことで第2関門で休憩したばかりだけどベンチに座りましょう。
    • スタート直後から気になり続けていた右足首のRCタグを縦付けから横付けに直す。靴の小石も除去。
    • 小河内峠までの下りはこれまでほどには荒れておらず、そのまま核心部分その1の御前山の登りに突入。
    • それにしても長い。
    • いろんな粉(ムサシNIとかWHG Proとか)とか飴とかを大量・連続投入して気を紛らせつつ、ドーピングしつつ殉教者のようにひた登る。
    • 御前山の頂上にはたくさんのランナーで賑わっていたがまるで楽しそうな雰囲気ではない。当たり前。
    • そういえば、月夜見以降では、その前からもだけど、山頂直下あたりに必ずと言っていいほど誘導員とか応援の方がおり、僅かばかり残っているやる気を呼び覚ましていただく。感謝です。
    • 頂上とか東屋とか区切りに良いところでは何時までも休んでいたいけど出発。
    • 御前山から大ダワまではアップダウン&つづら折りで走りやすい? でも最早グダグダ。
    • 単独走行が多くなってきたが、というか一人旅を楽しんでいた区間。
    • とはいえ、がんばれるところは丁度良いペースのドイターのザックカバーが光り輝く女性ランナーをターゲットにしてがんばってみたり。
    • 途中、野人が猛スピードで通り抜けた。前後1分間ずつほど、彼の雄叫びが静寂を切り裂いた。惚れた。
    • 大ダワ到着。もう完走は間違いないところ。休みたい。休みたい。休みたい。寝っ転がって小一時間ほど休みたい。
    • とりあえずは腰をおろして休憩。のろのろと食料の詰め替え。
    • ここで秘密兵器として投入したけど実は走るのに邪魔だったチェストバックをザックに仕舞う。
    • 時間稼ぎに靴の小石を取る。
    • いろいろ辛いなーとか思い悩みつつ、現実逃避してぼんやり。地図から目を離しふと空を見上げると満天の星。
    • 星に願いを。僕に最後の力を。あとは大岳山を乗り越えればゴールも同然。出発の時間ですよ。
    • 痩せ尾根だったり、獣道ライクなところをようよう走り続ける(スピードは歩き同然)。
    • 大岳は険しいねー。ただ予想していた岩場を両手両足で攀じ登り、鎖場でファイト一発的な区間はごくわずか。
    • 岩場の険しさよりも、これを過ぎれば、これが最後の、といった意識が疲れを凌駕します。がんばれます。
    • さらに、ありえない場所(山頂間際)でも応援の方々がいました。こんなとこで、こんな時間に声援が聞けるなんて(涙)。
    • 大岳登頂。ここまでくれば後は下り基調ですよ。名残り惜しいのでやっぱり腰をおろして休憩。この辺が弱すぎ。
    • 生まれて初めてハイドレの水がなくなり、ホースがゴボッと。残り0.5L弱。湧水恋し。
    • 誘導員のいる至る所で「水場はどこ? あとどれくらい?」的な恐怖発言を聞いていたがとうとう我が身に降りかかる。
    • とはいえ、地図によると綾広の滝がありますからね。気が楽です。
    • さらに、こっから下り基調ですから気分的にはグイグイ行きますよ
    • と思うもつかの間、岩の段差が大きすぎてダブルストック&へっぴり腰でヨタヨタ下ります。
    • 50kmを超えての下りは辛い。上りも辛いし、平地も辛いし、下りも辛い。
    • 御岳エリアに突入。広めの林道区間の始まり。
    • そして水場を発見。7,8人の行列。ドバドバ出てるはずの水はチョロチョロというかコップ一杯1分とかかかりそう。ありえーなーい。
    • それでも命の水ですからね、10分くらい並びました。休む理由が見つかったので並んでましたが、列は遅々として進まず、手持ちのボトルには少々残っているし、この先にも何だか分からないけど水場はありそうなので、次の順番まで来たけど離脱して出発進行。
    • この後、程なくして止めどなく溢れる「ザ・湧水」ありました。まさに綾広の滝。
    • 飲んで、顔を洗って、飲んで、飲んで。生き返りました。ボトルを満タンにして出発。
    • 試走の重要性を改めて認識。漫画の『サバイバル』的にチョロチョロの滝では発狂しそうでした。
    • お腹をチャポチャポさせながら、ゆっくり下って、長尾平まで歩いて上る。
      第3関門の長尾平:14時間10分38秒(642/1622 ↓25)

    2010-10-22 金曜日 [長年日記] この日を編集

    MC[RUN] ハセツネ・ドキュメント5

      第3CP(長尾平)~ゴール
    • 明るい。人工の建物がある。茶屋がある。茶屋とくれば座って団子でしょ的に腰をおろして休憩。
    • かなり前からだけど目標の15時間は到底無理なので、ガムシャラな気持ちはすっかり切れてます。
    • でも何だかもっと頑張れる気がして、頑張らなきゃならない気がして、身体をいじめるように動き続ける。
    • もっと休んでたいけど、日の出山の夜景が見たいので出発。
    • 御岳神社、参道のあたりは雰囲気が素晴らしい。ほんのひと時だったけど生き返った。
    • 焚き火を囲んで応援してくれる人、アミノバリューの帽子を被った誘導員に励まされた。
    • そして日の出山の登り口までまたまた一人旅。
    • 写真家のごしまさんは日の出山からの夜景撮影のためにカメラを持つほど此処からの、ここまで走った後の夜景は見事らしい。
    • 夜も明けようとしていたが本当にキラキラと輝いていた。携帯カメラとお目目でパチリ。
    • 日の出山山頂は腰を下ろさず出発。あと10km下ればゴール。
    • さぁさぁ、ラストスパートがんばろう。と思いきや、ものすごい巨大で不連続な丸太階段が行く手を阻む。
    • 階段に手こずったり、階段脇のルートを荒らしたり、最後の最後までハセツネは楽をさせてはくれない。
    • でも、根性のあるランナーはガシガシと下って僕を抜かしていく。付いていくことを身体全体が拒否。
    • 残り5km、残り2kmの看板で涙が出そう。
    • いよいよ来ました金比羅尾根からの外界までの道は、嫌らしい傾斜の荒々しい舗装路で、足が終わっている身にとっては地獄。
    • いつまで経っても、どこまで進んでも、ゴールに近づいている気がしませんけど。
    • 唐突に視界が開けて、ピンクの誘導員が現れて、いよいよ住宅街に来ました。
    • もうストックは要りませんよ。というか実は日の出山で仕舞えば良かったと後の祭り。片側の石突きは大分前からありません。
    • 最後の2コーナー前くらいで女性に抜かされたんですが、並走する応援男性が「よくやった!」と号泣。
    • つられて僕もグッときた。こんな程度では泣けないと堪えたけど。鼻がツンと来た。
    • 最後は笑顔でゴールできたかしら。万歳でゲートを駆け抜けてゴール。
      ゴール:16時間25分03秒(638/1622 ↑4)
      ゴール後
    • 残念ながら目標だった15時間は達成できず。次回に持ち越し。
    • チップをはずして、貰ったアミノを飲んで、やっと終わったんだと。またグッときたけど我慢。
    • Tシャツ(M)と完走証を貰って、係員の方にゴール看板前で写真を撮ってもらう。
    • 何はなくとも着替えたい。えらい時間がかかったけど、やっぱり着替えたい。
    • 無料のだんべえ汁(豚汁の汁だくのような)をいただく。 うまい
    • 足湯があるが、送迎バスのある温泉に行くのでパス。
    • 12時間狙いのごしまさんを捜すがいない。H Plus@池内の店長さんとおしゃべり。
    • お風呂セットを持ち、店長さんとゴール横で並ぶ。ごしまさんがなぜか今ごろゴール。
    • みんなで温泉へ。銭湯まで5kmほど、バスは1台なのでしばらく待たないといけない。
    • 湯船は広くない。カランは4つ。一つはシャワーが壊れていた。サウナ・水風呂・露天風呂はない。
    • 入浴料は1000円。ビールやアイス、食べ物あり。もちろん有料。
    • 休憩室もある。マッサージもある。どちらも利用せず。ビールは2缶。
    • 戻ってきたバスに乗り会場へ。だんべえ汁でまたビール。
    • 前日にできなかった出店を1周してると、円浄さんとお会いできた。僕の目標だ。
    • 荷物の整理と撤収準備。
    • まだまだ続く感動のゴールシーンをシミジミしながら見物 w/ ビール。

    日中夜問わず雨ニモマケズ大会運営に関わった全ての皆さまに大変感謝します。ありがとうございました。(完)


    2010-10-23 土曜日 [長年日記] この日を編集

    MC[RUN] ハセツネ・ドキュメント6

      武蔵五日市から遠く離れて
    • 家系総本山吉村家でラーメン中盛
    • 空港で携帯の修理
    • 空港にはUAができていた。
    • ADO21便で帰札。
    • 相方と合流し、豪勢に金剛山で焼肉安着祝い。

    [昼ご飯] ばんけい苑

    朝からどうしようもなくBBQ気分。

    とはいえ、もはや自ら炭を熾すには寒すぎるのでバスに乗って盤渓まで行ってみました。ビールは欠かせないのでバスです。

    峠の向こうにあるのに結構混んでます。宴会もやってたり。

    肉とか野菜とか一品料理はSLがバッチリ運んできてくれるので子供も大人も大喜びです。

    生ラム、サガリ、若鶏、笹焼きつくね、味付ジンギスカン、焼き野菜盛り×2、サンチュ、ライス、中ジョッキ×7で8,500円ほど。

    店も店員さんも雰囲気良く、お肉もビールも美味しくいただきました。ごちそうさまでした。



    2010-10-27 水曜日 [長年日記] この日を編集

    [tdiary] 3.01

    いろいろ更新中。


    2010-10-28 木曜日 [長年日記] この日を編集

    [夜ご飯] 北海道カリークラブおの

    記憶はないけどポケットにレシートが入ってた。

    22時34分にエッグベーコンカリー。


    2010-10-29 金曜日 [長年日記] この日を編集

    2010-10-28

    1. おはようございます。昨日のおかずはかに玉でした。今朝は一念発起で走りました。季節が変わると足音が変わりますね。シャクシャク、ザワザワと足元が夏よりも騒々して、賑やかで楽しいです。今日からは心を入れ替えて朝jog生活がんばろう。

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    2010-10-29

    1. おはようございます。昨晩は定例飲み会で楽しくも厳しい時間を過ごしました。そういうわけで今朝のjogはさぼりました。今朝の札幌裏参道はキラキラと輝いています。ラスト一日張り切っていきましょう。

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    2010-10-30 [長年日記] この日を編集

    2010-10-29

    1. 大絶賛記事。ハセツネでもチラホラ使用者いましたね。メインの容量を確認後、購入の予感。Salomon Advanced Skin S-Lab Hydration Pack Review http://t.co/33z3wiC
    2. おはようございます。昨晩は定例飲み会で楽しくも厳しい時間を過ごしました。そういうわけで今朝のjogはさぼりました。今朝の札幌裏参道はキラキラと輝いています。ラスト一日張り切っていきましょう。

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    2010-10-31 日曜日 [長年日記] この日を編集

    [RUN] 10月総括

    レースは日本山岳耐日本山岳耐久レース(24時間以内) 長谷川恒男CUPの1本のみでしたが、出せる力はすべて出しました。ハセツネ2010に悔いなしです。でも、次回に向けて課題はたくさんある。

      2010年10月の記録
    • カウント:14 アクティビティー
    • 距離:201.28 km
    • タイム:34:24:28 h:m:s
    • 高度上昇値: 7,197 m
    • 平均スピード:5.8 km/h
    • 平均心拍:129 bpm
    • カロリー:13,095 C